CDL Hospitality trust

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今回の投稿では、日本のアジアREIT投信でも多く組み入れられているCDL Hospitalityを取り上げます。
日本で販売しているアジアREIT投信のポートフォリオはこちらでご覧ください。



概要
CDL Hospitality trustは、シンガポールを中心にオーストラリアとニュージーランドのホテルで運用しているREITです。規模的には、総資産が10億米ドル以上30億米ドル以下の中堅REITです。

総評
カジノや各種アトラクションを建設し、観光地としての人気も高まりつつあるシンガポールは観光業は高い成長率をほこり、高収益です。そのシンガポールのホテルREITだけあって収益性が高いです。財務健全性も非常に高いです。物件も人気のマリーナ地区に多いです。

投資するうえで留意すべきは、ホテルという超景気敏感セクターであることと、新規建築数などホテルの動向についての客観的な統計などが不足しがちなことです。とはいえ、外部から人の流入を促すという政策は国を挙げて行っていることがよくわかりますので、他の国のホテルREITよりは投資に安心感はあります。

シンガポールの観光市場についてはこちらをご覧ください。

財務分析
各指標の意味については、こちらをご覧ください。

（割安度）
配当利回りはやや低く、株価資産倍率からは若干割高ですが、収益面からは割高な印象は受けません。

（収益性）
収益性は平均を上回っています。負債コストは低く、金利上昇、為替リスクにも対応されています。

（財務健全性）
非常に健全です。

為替リスクについてはこちらをご覧ください。




株価パフォーマンス
ベンチマークが赤い線、CDL　Hospitalityが青い線です。やや、ベンチマークにパフォーマンスは負けています。



スポンサー
スポンサーは、大手ホテル運営会社のMilennium & Copthome Hotels　です。

その他

物件の立地です。新観光スポットのマリーマベイサンズ近辺とオーチャードロードにあります。


各ホテルの収益貢献度です。シンガポールのホテルが大半です。


最後に、収益貢献度の高いオーチャードホテルの口コミを見てみましょう。

評価の高いホテルのようです。

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