HSBC香港のインターネットバンキングで香港ドルをシンガポールドルに替えました

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QE3を受けて、シンガポールドルと香港ドルの過去の推移を検証してみたのですが、香港ドルはアメリカドルに完全にペッグしていますので、もし、このまま米ドル安が進行すれば、どんどん香港ドルも円に対して減価していくということになります。

はっきりと検証したわけではないんですが、過去の推移をみる限り、香港ドルはシンガポールドルに対しても安くなってしまう可能性が高い。

私のHSBCの預金は大半が香港ドルで、若干の日本円とシンガポールドルだったのですが、そこで、あわててHSBC香港においてある香港ドルをシンガポールドルに替えました。投資対象はシンガポールREITを考えていますし、シンガポールドルは、香港ドルよりは価値が保全される可能性が高いと考えたからです。

HSBCのインターネットバンキングのログインの画面です。HSBCでは登録時にユーザーネームとパスワードを２つ登録します。ログイン時もパスワードが２つ必要になりますし、パスワード入力でも一工夫あります。


操作が慣れないのですが、無事、１万香港ドル以外をすべてシンガポールドルにできました。
１万香港ドルを残したのは、スマートバンテージ口座の維持のためです。

それにしてもよかったと思うのは、旅行時にもっていったお金をあわててすべて預金しなかったことです。すべて預金しようかとも考えたのですが、HSBCは日本円でも預金できることを思い出し、預ける予定だった資金の大半はシティバンクの口座に残っています。

現金を持ち歩くのがいやだったので、シティバンクの口座にお金を入れて香港、シンガポールに旅行したのですが、こうすると現地のATMで出てくるのは当然香港ドル（あるいはシンガポールドル）ということになります。

そのためHSBCに預金するときもATMから引き出した香港ドルということになります。

ところがHSBCは日本円も受け入れてくれるので、日本円で持ち込んだり送金したりすれば円のまま預金ができます。後はレートを見ながら円から他の通貨に替えていけばいいのです。将来のことはわかりませんが、QE3を受けて当面はアメリカドル（よって香港ドルも）と日本円では日本円のほうが価値が高くなっていく可能性が高い。もし旅行のときあわてて香港ドルで旅行していたら結果として損をしていた可能性のほうが高いでしょう。

もっとも、日本からの送金には手数料がかかってきますので、送金手数料との見合いということになります。このあたりはおいおい研究して、いい方法を追求しようと考えています。

HSBCに口座をもったことで、今までは単純に円と他の通貨の相場を考えていればよかったのですが、今後は香港ドルやシンガポールドルの相場にも気を配りながらの資金管理。ということになります。



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