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アメリカの追加金融緩和QE3でシンガポールドル、香港ドルはどう動くのか

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アメリカの中央銀行であるFRBが昨日のFOMCでQE3と呼ばれる追加金融緩和政策を発表しました。

毎月400億ドルで住宅ローン担保債券(ファニーメイとかフレディマックのことかな?)を購入するとのことです。現状世界的に食料価格が上がっておりますが、他の国のインフレなどお構いなし、まったくすごい国です。

報道によるとこの措置は年内いっぱいということですが、雇用状況に改善が見られなければ延長も検討とのこと、また、ゼロ金利政策も2014年までとのことでしたが2015年まで延長するそうです。

そこで気になるのが、QE3後のシンガポールドル、香港ドルの対円相場です。アメリカの金融緩和がどのように影響するのでしょうか?シンガポールや香港のREITを海外の証券会社で買う場合、まず日本円をシンガポールドルや香港ドルに替えなければなりません。

そこで、前回のQE2前後のシンガポールドル、香港ドルの対円相場の推移を調べてみました。過去から将来の動きを予想しようというわけです。

為替相場のヒストリカルデータはこちらのサイトからいただきました。なかなか便利なサイトです。エクセルにダウンロードできます。

Pacific Exchange Rate Service

前回のQE2が実施されたのが2010年11月ですので、そのひと月前の2010年10月1日から2012年8月までの為替水準の推移を調べました。シンガポールドル、香港ドル、アメリカドル、ユーロの対円レートを計測しています。QEの影響を測定しようというわけです。

2010年10月1日の水準を100としています。折れ線グラフが下であるほど円高です。

QE2後のアジア通貨の水準

このグラフを見るとユーロの弱さが際立ちますが、アメリカドルも弱くなっております。香港ドルは見事にアメリカドルにペッグされています。シンガポールドルは他の通貨よりは安定しているかな。昨年のユーロ危機のときは、リスクオフで他の通貨と一緒に対円で売られましたが。

QE2後の為替の変動です。2010年10月と2012年8月の値は、月中平均です。

QE2後の為替総括


驚いたことに、シンガポールドルに対しては円安になっております。他の通貨に対しては円高なのに。

変動の大きさを示すボラティリティはアメリカドルよりは、シンガポールドルのほうが若干高いです。シンガポールドルは、通貨バスケット制を採用しており、完全ドルペッグの香港ドルよりはユーロなど、他のボラティリティの高い通貨の影響を受けます。

結論としては、香港銘柄を買うときはアメリカドルの相場を注視し、シンガポールドルはリスクオフの環境下では他の通貨とともに対円で売られますが、他の通貨よりは安定的である。と考えてよさそうですね。

今回のQE3は、前回のパターンを繰り返すとすると、アメリカドルに対して円高になるので、香港ドルに対しても円高になりますが、シンガポールドルについては必ずしもそうではない。と言えそうです。シンガポールREITについては為替をそれほど気にせず投資できる。とも言えます。

それにしても日銀はどう動くのでしょう。とりあえず日銀も追加金融緩和に追い込まれると考えて、J-REIT買っちゃいました。輸出関連は円高効果で相殺されるような気がしましたので見送りです。




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ASIA REIT LABO

Author:ASIA REIT LABO
J-REIT投資で資産が3分の1になったことも5倍になったことも経験したREIT(不動産投資信託)愛好家。マレーシア訪問をきっかけにアジアのREIT(不動産投資信託)が今後重要な資産運用手段になると確信し、研究を開始。投資家のジム・ロジャースに憧れている証券アナリスト

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