判断つきかねる中国景気の現状

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中国には景気減速懸念があるということが私が知っているニュースですが、中国の観光客に左右される香港での小売売上が好調であることや、下記ニュースを見ると個人消費は強いようです。

今後、中国の外需セクターの不振が個人消費に波及して個人消費も低調になるのか、それとも個人消費がけん引するのか、ちょっと判断が難しいです。

中国の個人消費の動向については、シンガポールREITのCapita Retail China Trustの業績からも判断できます。

米ＧＭ、中国７月の自動車販売台数が過去最高

米自動車大手ＧＭは６日、中国の７月自動車販売台数が前年同月比１５．１％増の１９万９５０３台となり、月間で過去最高を記録したと発表した。合弁会社ＳＡＩＣ－ＧＭ－Ｗｕｌｉｎｇ（上海通用五菱汽車）の販売台数が同２６．６％増の９万８６９４台と大幅に増加したことなどが寄与。１－７月期累計の販売台数は前年同期比１１．７％増の１６１万６５５０台。１１年ＧＭの年間販売台数は２５０万台だった。

　中国の景気減懸念に加え、環境保全や渋滞緩和を目的とした自動車新車登録規制が広がるなど市場環境は決して良好とはいえなかったものの、ＧＭは経済の発達で高級外国車志向を強める中国で存在感を示した。全体でも中国の自動車販売シェアで独フォルクスワーゲンに次ぐ２位となっている。

　３日の米国株式市場で、ＧＭ株は前日比４．７％高の２０．４０ドルと大幅反発して取引を終了している。

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