アジアREITとの出会い（３）

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マレーシア滞在時の話に戻ります。

短い間でしたが、思い出に残る日本の方２人と出会うことができました。

ひとりは、まさに「金持ち父さん」を地で行っている方で、日本の不動産投資家で、マレーシアの不動産の投資にも挑戦しているという方でした。

この方とは、私がマレーシアからもうすぐ日本に帰るというある日のこと、ブギッビンタンにあるPavillionという商業ビルの地下１階で日本そばを食べに行きました。

（パビリオンというビルです。マレーシアのREITにもなっています。）



そばを食べながら、マレーシアの不動産投資についていろいろと教えていただきました。私自身は不動産そのものには投資をしたことがないのですが、マレーシアには公示地価がないことや、マレーシア人との交渉などいろいろと苦労も多いという話でした。ただ、借入は割と容易であるという話もありました。

もうひとりの方にはマレーシアの政治や経済の事情を教えてもらい、運用したいのだが何がいいかということを聞かれたので、あまりリスクがとれないのなら債券なのだが、経済成長率が高いと、一般的にはインフレ気味になり、そうなると債券のパフォーマンスは悪いので、REITがいいのではないかという話をしました。

このお二人との会話から、私はあることを考えました。日本の不動産にしろREITにしろ、人口が縮小していき、頭打ちになることは目に見えています。そうであれば、投資資金の受け皿としてアジアREITは機能するのではないかと、少し研究して投資にも挑戦してみようと考えたのです。

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