チャンギ空港拡大、政府委員会が検討に着手

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シンガポールの観光ネタが続きますが、シンガポール政府は観光客増加に強気ですね。

チャンギ空港拡大、政府委員会が検討に着手

複数の政府機関の代表で構成する委員会は、チャンギ空港拡大の検討を開始した。将来の旅客増に備えるためで、現在の空港敷地（1,350ヘクタール）に隣接する区画（1,000ヘクタール）を空港用地として確保した。隔年行事のシンガポール航空ショーの開催に利用されている区画で、軍用の滑走路が1本、既に整備されている。


委員長を務めるジョセフィーヌ・テオ国務相（運輸担当）によると、空港拡充に関する報告書を年内にまとめる。調査のため、香港、韓国の仁川、中東の空港を視察した。


香港、仁川とも滑走の増設を計画しており、テオ国務相は「域内の航空需要はこの先、長期にわたり増加を続ける」と語った。


格安航空の参入で離着陸回数の増加が旅客増加率を上回っており、3本目の滑走路の必要性が指摘されている。


しかし滑走路がチャンギと同じ2本のロンドンのヒースロー空港の、昨年の離着陸回数が47万6,197回なのに対し、チャンギは30万2,000回と効率改善の余地がある。


委員会はターミナル増設時期についても研究する。現在の旅客処理能力は年7,000万人で、格安ターミナルに替わる第4ターミナルが2017年に完成すると8,500万人になる。第5、6ターミナルを検討する。

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