Ascendas REIT 2012年第１四半期

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Ascendas REITが2012年第１四半期の業績を発表していますので、プレゼンテーションを見ていきたいと思います。




・投資が終わったことにより、総収入は年率18.4％の増収だった。
・純収入は年率13.9％の増収だった。
・配当可能利益は年率16.1％の増加だった。
・一口配当は10.3％増加した。
・負債比率は32.7％に減少した。
・賃金改定では平均で11.6％賃貸料を上げることができた。


・管理費用が31.1％増加したのは、保有物件が増えたことと、税金、電気代が上がったことが原因である。


・配当可能収入は５％増加、一口配当は０．９％増加した。


・新規取得は、中国上海のビジネスパーク、開発案件はシンガポールのユニリーバ向けの案件である。


・負債比率は前期より上がった。


・負債の満期はよく分散され、満期が集中することを避けている。
・一回当たりのリファイナンスの金額は、400万シンガポールドルを超えることはない。
・ポートフォリオの物件のうち58.5％の物件が担保となっていない。


稼働率は高い水準を維持している。


稼働率はシンガポールの平均並みかそれ以上であり、特にビジネスパークの稼働率は高い。


リース期間の満期の平均は４年、よく分散されている。


業種はよく分散されている。



工場ではなく、バックオフィスや倉庫、研究施設の割合が高い。


特定のテナントに集中していない。


賃貸料の改定はうまくいっている。


稼働率の高いビジネスパークの賃貸料は高い水準である。


・ＵＲＡによれば、産業用不動産の賃貸は1.8％増加し、賃貸料は7.3％上昇している。
・現在の賃貸料相場水準は、このＲＥＩＴの物件の賃貸料の水準よりも16から35％ほど高い水準であり、賃貸料改定により、より高い水準を期待できる。


このＲＥＩＴの強みは
・産業用不動産ＲＥＩＴで最大かつ健全でよく分散されたポートフォリオであること
・スポンサーは産業不動産セクターで20年以上の実績がある。




・ダウンサイドリスクにも備えている。リース期間は４年間と長く、長い期間のリース契約にはエスカレーション　条項がついている。38％のリースにエスカレーション条項がついている。そのうち３２％は消費者物価指数に連動する。

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